借金で死ぬな!殺すな!・・・「たかが借金」

[ 2007.12.7 ] 筆者:吉田哲也

統計では、多重債務が原因で自殺する人が年間7~8000人いると言われています。こんなに多くの人が、「借金」が原因で自ら命を絶っているのです。たいへんなことです。さらに、借金を理由に一家無理心中を図る人もいれば、借金の返済のために強盗する人もいます。

みんな普通に生きてきた善良な人たちです。こうした人たちが、「借金」を理由に、自ら命を絶ち、また、他人(家族)を殺したりしてしまうのです。悲しいことです。

「借金」はたいてい法律的に何とか処理できます。そうした処理をする前に、まず、相談機関にたどり着くことができるかがポイントです。弁護士会、司法書士 会、行政、法テラスその他の相談機関にたどり着くことができれば、次に何をすればよいのか、何ができるかのヒントを得ることができます。

弁護士に相談したが「断られた」という場合でも、弁護士は複数いますから、別の弁護士や司法書士に相談することもやってみてください。費用の分割払いが可能な弁護士もいますし、法テラスでは弁護士費用の一時立替制度も利用できることがあります。

「たかが借金」です。そして、たいがいの「借金は何とかなる」のですから、「たかが借金」と「命」を引き換えにするのは、たいへんもったいないことです。「死ぬ」、「殺す」勇気を別の方向に向けて、とにかく相談機関に駆け込んで、「図太く」解決の方策を探りましょう。